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俺と貧弱と戦闘狂。

ルディブリアムは変な街。
それはいつ来ても俺、レイ=ミュエルが思う事だ。
玩具みたいな(というか玩具そのもの)体をした人間が普通の人間と同じように行動して生活をしている。
来るたびにここの人間の腕は取れるのかどうかむしょうに試してみたくなる……まぁ、妙な事になるのもゴメンなので未だにそれはやってねーけど。
…まぁそんな事はどうでもいい街の人間が玩具だろうがなんだろうが此処に魔物がいる事に変わりは無いのだから。
俺が今日ルディブリアムにやってきたのは他でもない、ここの魔物の動きがどうも活発になっているという話聞いたからだ。
つい先日あのオッサンの言われて仕方なく副マスターになってその権限の一つ、'本部から直接様々な情報を受け取ることができる'それを早速フルに活用している訳だ。
このルディブリアムは一見平和な街に見える。だがその街の名物の一つでもある街の中央にある巨大な時計搭の中は時空が歪が発生しておりそこから凶悪な魔物がウジャウジャと湧き出ている。
名物で有りながら諸悪の根源というのはなんつーか皮肉だと思う。
ま。そんな事は別にどうでもいい。
魔物がいるなら、俺はそれをただぶっ倒すだけだ。

「あーっと…アイツ何処にいんだぁ…?」
街中で周りを見回しながら俺はそう呟いた。
今回の依頼は俺1人でやる分にはちっとばかし面倒くさそうだったので1人助っ人を呼んでいる。
ちなみに、ギルドの連中じゃない。初めはそいつらに頼もうかと思ったが・・・
最近連絡取ってない友達がいたから今日はそいつを呼んでいるって訳だ。
待ち合わせの場所を詳しく決めるべきだったなーと思いつつも、街をうろつき丁度時計搭の近くまで来たとき後ろから声が聞こえてきた。
「あ!おーい!れーちゃーん!!」
振り返るとこっちに向って手を振りながら走ってくる奴がいた。
久しぶりだったから一瞬誰だか解らなかったが、紛れも無く俺が今日呼んだ友達で間違いない。
「久しぶりだね。れーちゃん」
全力で走ってきたからか息を切らせながらソイツは言った。
俺は少しニヤっと笑ってソイツの頭をチョップする。
「痛ァッ!?」
「その呼び方やめろって前から言ってるだろテメェ」
「あ、ご、ごめん。でも、れーちゃんって本当女の子みたいな格好してるんだもん…」
俺はちょっと大げさに溜息をついた。
いつ見ても、こいつは相変らず相変らずだ。
「まぁ…久しぶりだな。セクト」
そういうとセクトははにかんだ笑みを浮かべた。
「うん、本当久しぶりだね。れーちゃん。」
俺は今度は無言でセクトの顔面に裏拳を入れた。
涙目になって「痛い、痛いよぉ・・・」と泣き顔になっていたセクだが俺はそれも聞かない振りをした。


このナヨナヨして貧弱そうな奴はセクト、フルネームは確か…セクト=ノーレイン(Sect=Norain)だったか?
まぁそんな事はどうでもいいや、とりあえずコイツが俺の長い付き合いになってる友達だ。
「れーちゃんと会うの本当久しぶりだよね。いつも危ない事に首突っ込んでるから僕、結構心配してたんだよ?」
何度言っても俺の呼び方が変わる気配が無い。
今度は手裏剣でも投げつけてやろうかと一瞬思ったがもうめんどくせーからそれは辞めておいた。
「生憎ピンピンしてらぁ…俺がそう簡単に死ぬわけねーだろ。」
「その自信が逆に当心配なんだよ…」
変ってねぇな本当。と俺は思う。
しばらくの間会ってなかったが相変らずコイツは他人の心配ばかりしているらしい。
「余計なお世話だ。最近は魔物退治と一緒に金も貰えるようになったから生活には困ってねーしな。」
「え?どういう事?前まではいつも金が無い金が無いって言ってたのに…」
セクトは目を丸くしている。
まぁ実際前は単純に魔物退治しているだけで金なんて全然貰って無かったから当然だわな…
「ギルドに入ったんだよ、俺。そこで魔物退治の依頼をこなしてる訳だよ。」
「え!?れーちゃんがギルド!?」
「何気に副マスターもやってんだぜ?」
「えぇぇ!?れーちゃんが副マスター!?大丈夫なのそれ!?」
「どういう意味だコラ…」
俺はセクトの頭を容赦なく小突きながら言った。
「いた!いたい!ごめんなさい!!別に変な意味じゃなくてーそのー…」
変な意味じゃない、と言いながら言い淀んでいる。
どうやらコイツが思っていたのはその'変な意味'だったらしい。
「まぁ俺も副マスターなんて似合ってないぐらい解ってるがなー。ここのギルドマスターが変な奴なんだよ…いやマスターだけじゃねぇな…」
俺の脳裏浮かんでくるのはマスターのオッサンと、変な本持った女、うるせーガキ、変態野朗の姿だった。
「あはは、楽しそうな所なんだね。」
「別に楽しくなんてねーよ。変な奴しかいない変なギルドだよ。」
「じゃあ、れーちゃんにぴったりのギルドだね!」
コイツの毒は悪気が無いので余計に性質が悪い。
もう一度頭を小突いてやろうかとも思ったが今日コイツを呼びつけた本題を思い出してこんなことしてる場合じゃないな、と俺は思い直した。
「まぁいいわ…とりあえずさっさと行くぞ」
「え?行くって何処へ?」
セクトは疑問の表情を浮かべた。
そういえば呼びつけるだけ呼びつけて用件までは伝えてなかったっけな…
まぁ俺が誰かを呼びつける理由なんて一つしかねーんだけど。
「決まってんだろ?魔物退治だよ。」
「え…えええええええ!?そんなの僕聞いて無いよ!?絶対嫌だよ!!」
セクトは首を折れそうな勢いでブンブンと横に振る。
俺はセクトの頭を掴みそのうざったい動きを無理やり止めた。
「いいから付いて来いって、いつもみたいにしてりゃいいんだよお前は。背中の剣は飾りじゃねぇだろ?」
涙目になりながらセクトは「いやだーいやだー」と叫んでいたが俺はそれを無視して頭を掴んだまま引きずるようにして時計塔の中へと入った。


時計塔の中は奥に進めば進むほど暗くなっていく。
空間の所々に亀裂の様な物も見える。これが恐らく時空の歪って奴なんだろうな…
最初は嫌がって暴れていたセクトも今はおとなしくなってトボトボと俺の後ろを歩いてきている…小声で「僕じゃ無理だよう・・・」とか「こわいよう・・・」とか言ってるみてーだけど…
まぁ、本当にコイツが役に立たないのなら俺は勿論こんな所に連れてきたりはしない。こう見えても俺はアイツの腕を買っている。
「お、見えたぞ。アレが今回の獲物だ。」
まだ距離は少しあるが前方にデカい船に乗った魔物が見えた。
マジェスティックバイキングとかいう名前だったか…普段は時計塔のかなり下層にいる奴だが最近は段々と上層に来ているらしく街付近に来る前に…という事らしい。
「ここから二手に分かれるか…俺はこっちから魔物を倒していくくから。お前は向こうから頼む。」
「え、ちょ、まってよ!!」
「どっち進んでも着く場所は同じだから。下で落ち合おうぜー」
俺は前方の魔物に向って奔る。
後ろから尚もセクトの声が聞こえてきたが俺は振り返らなかった。


魔物を倒しつつ奥へ進み、俺は思ったより早く最下層に辿りついた。
魔物が弱かったのもあるかもしれないがそれより何より俺が強くなったというのが一番大きいだろうな。
近くに魔物がいない事を確認し俺は階段に腰を掛けてふっと一息を付いた。
セクトはまだ此処に来てないみてーだが…まぁでもアイツなら何とかやってるだろうし迎えに行く必要は無い。何せアイツは…
「お~い、レイくーん!」
不意にセクトの声が聞こえて俺は前を見直すとセクトがこっちに向って手を振って走ってきた。
俺は軽く手を上げて返事をするとセクトは更に速くこっちに向ってくる。
そして、俺の数メートル近くまで来て、セクトは背中の剣を抜き斬りかかってきた。
突如振り上げられたセクトの剣を俺はガントレットで受け止め、きいぃん、と金属と金属がぶつかる音が空間に響く。
受け止めても尚セクトは力を込め剣に体重をかけてくる。その度にぎちぎちと嫌な音が聞こえてくる。
「会いたかったぜぇ・・・?レイくーん・・・」
このままだと押し切られる…俺は舌打ちをして空いている左手でセクトの腹に向けて正拳を放った。
感づかれ、それは避けられたがその隙に俺はセクトと距離を置く。
「おぉっと、危ない危ない。」
ニヤニヤと笑みを絶やさずセクトは言った。いや…
「はぁ…毎度毎度、急に斬りかかってくんじゃねーよ、'アレン'」
その言葉にニヤりと'アレン'は笑った。
「ウチの主さんを魔物退治に連れてくる時点で俺に出てきて欲しいと思ってたんだろ?」
「ま、セクトじゃ魔物退治なんてやれねーだろうし最初からお前をアテにはしてたけどさー別に斬りかかって欲しいとは思ってねーよ。」
「そう言わずにさぁ、上の魔物じゃとても満足できないしちょっとぐらい相手してくれよ!!!」
貼り付けたかのようなニヤニヤ顔に段々イラついてきたので俺は手裏剣を1本アレンの顔面に向って投げつける。
アレンはそれを首を軽く横に傾けて避けた。
「そうこねーとな、んじゃこっちも行くぜ!!」
とっ、と軽く足を1歩動かしそこから急速にアレンは接近する。
そのまま流れるように袈裟斬り、俺は後ろに1歩飛んでこれは楽に避ける。
「死ねや、オラァ!!」
更に瞬時に腰を目掛けて一閃が走る。
(あぶねっ…)
それも何とかしゃがみ込む様に避ける。
近距離に持ち込まれると手裏剣はあまりにも投げにくい。おまけにアレンの剣はかなりデカいしリーチがある。
近づかれてしまえば防戦一方になるのは当然だ。
(なんとか距離を置くしかねぇ…か…)
「オラ、早く離れねぇとその体真っ二つになっちまうぜ!?」
俺の考えてる事を読んでいる、と言わんばかりの発言に俺は苛立つ。
デカい獲物を持っているクセにアレンの動きはかなり機敏だ。ちょっとやそっと距離を置いた程度じゃ即座に近づかれるのは明らかだ。
なら答えは単純か。アイツの動きよりもっと早くこっちが動けばいいだけだ。
自分でも短絡な決断だと思ったがこの場では一番有効と感じた。距離さえ保ってりゃこっちが手裏剣投げまくってりゃいいわけだし。
そう考えている内に、アレンから次の斬撃が放たれる。
足に向けて放たれたソレを飛翔し、避ける。
更に俺はそこから足に力を入れ空気を'蹴った'。アレンとの距離を一瞬で離す。
距離を離した即座にアレンはこっちに向かい走り出す。
「食らえ!!」
近づかれるその前に俺は手裏剣をアレンに向けて投げる、投げる、投げる。
その1本1本を避け、剣で弾き、避ける。回避動作を挟んでいるにも関わらずアレンの前進は止まる事が無い。
(チッ…やっぱ速ぇ…)
またしても近づかれる前に俺は再び空気を蹴る。
「甘ぇよ…」
アレンは手を前に伸ばし何かを掴むように手を握り締めた。
「来いッ!!」
「ッ!?」
突如俺の体は締め付けられたかのように動かなくなる。
目の前からアレンが猛スピードで近づいてくるのが見える。
…いや、アレンが近づいているんじゃない、俺がアレンに体を引っ張られている。
「はい、捕まえたぁ!」
目前まで体を引っ張られ首元を捕まれる。
「今回は俺の勝ちだな?半殺しで勘弁してやるから感謝しなァ!!」
「チッ…」
「んじゃ。おやすみ、レイくん。」
何処までもにこやかな笑みを浮かべたアレンの拳が鳩尾に飛ぶ。
無慈悲で容赦が無い、凶悪な拳。
その拳を受けた'ソレ'は粉々に砕け散った。
「え、あぁ?」
アレンは今までニヤニヤした顔を貼り付けていたのを一変して唖然とした表情を見せる。
それも当然だ、俺を殴ったつもりがいつの間にか丸太をぶん殴っていたのだから。
「ここだよ。バーカ!」
アレンは振り向く。
それと同時にアレンの顔面に思いっきり蹴りを叩き込んだ。
「テメェ…マジで…ぶっ殺す…」
そういってアレンは倒れこんだ。
「あーこれで7勝5敗だっけか。俺の勝ち越しだな。」
そう一人事を吐いて俺はぶっ倒れてるアレンの背中に腰を掛けた。


さっきのは…別にセクトの双子の兄弟という訳じゃない。一言で言うと…セクトはどうやら多重人格っつー奴らしい。
主人格はあくまであのナヨナヨとした貧弱野朗。まぁそれが'セクト'。
で、もう1人の人格があの戦闘狂。それが'アレン'。
基本的にセクトは魔物退治とかそういった事は自分からはしない。
が、もし今回みたいに魔物退治が必要になったりした場合はアレンが出てくる…らしい。
経緯はめんどいから省くけど…出会ってからあのアレンの野朗にはこうやって出てくる度に喧嘩吹っ掛けられたりしている訳で…
まぁ、アレンは喧嘩友達といった所か…「死ねや」だの何だのお互い言いまくってるが別にお互い本気で殺し合おうと考えている訳では無い。あれは一種の挨拶みたいなもんだ。
アレンと喧嘩するのも久しぶりだったがアイツもアイツで相変らずのようだ…


「う、うーん…」
アレンがぶっ倒れてから数十分ぐらい経ち、ようやく目を覚ました。
「お、目覚めたか?」
俺の下でアレン…いやもうセクトか?
どっちかわからねーが声を上げる。
「お、重いよ…れーちゃん…」
「っと、悪い悪い。」
どうやらセクトらしい。俺は安心してセクトの背中から腰を上げて立ち上がった。
「はー…怖かったぁ…」
「いや、お前は何もしてねぇだろ…基本的に荒事はアレンがやってんだからさ…」
「確かにそうだけど…アレンが見えてる景色は僕にも見えてるんだよ?目の前に魔物がきたり手裏剣が飛んでくるなんて本当怖いだから!!」
半分涙目になりながらセクトは叫んだ。
「まぁ、いいじゃねーか。無事なんだからよ。」
「…顔が痛いよ…」
セクトは自分の顔を擦った。
よく見ると顔には若干まだ俺の靴跡が赤く残っている。
「それはアレンが悪い」
セクトははぁ、と溜息を付いた。
「それにしても、やっぱりれーちゃんいつもこんな事してるんだね…」
「流石に毎日誰かと喧嘩してる訳ではねーがな。」
「そっちじゃ無くて魔物退治の方だよ…こんなんだからいつも心配してるんだよ?」
「そう言ってもな。魔物をほっとくわけにもいかねーだろ?」
魔物退治を好きでやっているってのも勿論あるが魔物を放置したらどうなるか、それを想像するのは簡単だ。
「…強いんだね、れーちゃん。本当、すごいよ。」
「すごくなんかねーよ、ま、俺が強いってのは否定しないけどなー。」
「そういう意味じゃないんだけど…」
セクトは苦笑いをして答えた。


それから街に戻った俺は依頼主から報酬を受け取った。
結構いっぱい金がいっぱい入ってるし割のいい仕事だったな、と思った。
「わぁ、そんなにいっぱいお金が貰えるんだね」
「こっちは一応命がけな訳だしな。これぐらいはもらわねぇと…」
俺はポケットから適当な袋を出してその中に報酬の金を適当に小分けする。
大体報酬の半分ぐらいをその袋に入れ、それをセクトに手渡した。
「え?いいの?」
「あたりめーだ。お前にも手伝ってもらったんだからな。」
「あ、有難う。れーちゃん…」
そう言うとセクトは何故か少し寂しそうな顔をした。
「どうしたんだよ?」
「あ、いや僕自身何もしてないのに貰っちゃっていいのかなって…」
「何言ってんだよ。今回だってお前のおかげでかなり捗ったんだぜ?」
「それは'僕'じゃなくて'アレン'がやったことだから…僕自身は何もできなくて弱いから…僕ももっと強かったらいいのに…」
そういってセクトは俯いた。俺はなんていってやればいいのか解らず思わず黙ってしまう。
「あ、ごめんね。急に変な事言って、それじゃあ僕はそろそろ行くよ。れーちゃんも怪我とかしないように気をつけてね。」
ハッと、我に返ったかの様にそう告げてセクトは無理に笑った。踵を返して歩き始めたセクトの肩を俺は思わず掴む。
「え、な、何?」
掴んだはいいが、なんて声を掛けてやるべきか全く思いつかない。
ただあのままほっとくのは…なんかダメな気がした。
「だったらさ、お前もここのギルドに入らねーか?」
「え、なんで…?」
何が「だったら」なのか。なんの脈略も無く言ってしまったこの言葉に俺はもっとマシな言葉は無かったのかと自分で思った。
「あーいや…なんつーか…このギルドに入ったのをきっかけにさ、依頼とか修行とか少しずつこなして…そうすりゃお前もちったぁ強くなれんじゃねぇの?わかんねーけど…」
言ってしまった言葉にそれっぽい理由を付けて見る。
思いついたままに言ったが案外理に適ってるんじゃないか?と俺は自分で思った。
「気を使ってくれてるんだね。有難う。でも、僕が入っても迷惑だろうし…」
「迷惑なんて誰も思わねーよ。お前自身強くなりたいって思ってるんだろ?」
「でも、強くなれるかなんて…解らないし…」
「ちょっとづつやってけばいい。俺、さっきもいったけど副マスターなんだぜ?俺が入れていいって思ったら入れてもいいんだよ。」
「でも…」
セクトは尚もウジウジとしていた。
段々イラついてきたので思わず頭を軽くチョップしてやった。「いたっ」と小さくセクトは悲鳴を上げる。
「自分が入って迷惑じゃないかーとかそういうのは自分で考えても無駄なんだよ。こういう時に大事なのはお前の気持ちだよ。」
そういうとセクトは少し俯いた。そしてやがて意を決して俺の眼を見て言った。
「有難う、れーちゃん」
そして、ハッキリと意志が伝わってくるように。
「僕も、強くなりたい。れーちゃんみたいに。アレンにばっかり頼らずに。だから、頑張るから。僕もギルドに入れて欲しい。」
「よし、決まりだな!」
そういって俺はセクトの背中をばんと叩いた。
このナヨナヨとした友人(と、戦闘狂の友人)がここに入ってどうなっていくかはわからねーけど…
まぁ、コイツラなら上手くやってけんじゃねーかな、と俺は何の根拠も無く思った。

sect.png


※キャラ紹介に「Sect=Norain」を追加しました。
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